CLOWN / クラウン
【監督】
ジョン・ワッツ
【製作】
イーライ・ロス
【キャスト】
アンディー・パワーズ
ローラ・アレン
ピーター・ストーメア 他
※日本公開は2015年3月
【あらすじ】
最愛の息子ジョンの誕生日の日、出張ピエロを注文していたケント(アンディー・パワーズ)とメグ(ローラ・アレン)
ところが、手違いで出張ピエロが来られなくなる。
ジョンが楽しみにしていたのに・・・・・
不動産屋に勤めていたケントはその知らせを聞いて、どうにかしようと試みる。
自分が担当していた空き物件から”謎のピエロの衣装”を見つける。
ケントは迷わずそのピエロの衣装を着て、自分がピエロになりジョンを楽しませることにした。
しかし、ピエロの衣装が脱げない。
面白ろ可笑しくつけた鼻も取れない。
カラフルに染まったカツラも取れない・・・・・・
時間が経つにつれ”謎のピエロの衣装”とケントの体は一体化していく・・・・
猫村的評価
★★☆☆☆
新年一発目に見た映画です。
感想として、猫村的には正直イマイチでした。
ピエロの特徴って笑顔の裏に隠された顔っていうか、
いつも笑って人々と楽しませようとしてるけれど実は何を考えてるか分からないみたいな不気味さだと思うんですよね。
映画の始めの方にメグの友達が「ピエロって何か生理的に受け付けないのよね」みたいな事をいうのですが。
まさにソレだと思うんです。
何か怖い。 何でか分からんけども不気味。
それがピエロだと思うのですが、今回の映画クラウンではそのピエロの不気味さが全然出てなかった。
ただピエロの格好をした悪魔って感じ。
最後はもうピエロじゃなくて怪物みたいになってましたから。
それだったら、同じピエロを扱った映画【IT】の方が断然怖かったです。
血まみれでなくても、ただもう存在だけで怖いみたいな。
ピエロの不気味さも物凄く出てた。
クラウンは子供が結構殺されていくのですが、そういうシーンとかもないんですよね。
襲われる瞬間というか。
そういうのも猫村の中では物足りない要素の1つでした。
ホラー映画としてみれば内容はそんなに悪くはないと思うんだけれど。
何かピエロじゃなくてええやん。 って思ってしまいました。
まぁワッツ監督も「この映画は怪物に変身する男の物語りだ」と言っているので、ホラーというよりもモンスター寄りに仕上がっているのかもしれないですね。
詳しくはクラウンの公式サイトを見て下さい。
どういう経緯でこの作品が出来上がったのかなど書かれていて、面白いです。
もともと映画学校で出会った二人が、ハロウィンに悪ふざけで作った映画の偽ティーザーから始まったそう。
その二人というのが監督のジョン・ワッツと共同脚本のクリストファー・フォード。
それをイーライ・ロスが見つけて映画化の話を持ちかけたそうな。
その辺も詳しく載ってるので是非。
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